8. 何気なく通り過ぎる軽トラック(7:02〜8:00)
妹と別れて高校に向かうところから、町長の演説のあたりまで。
今回のポイント
隅々まで見ると発見があるよ。
てっしー、さやちん現る
颯爽と自転車二人乗りで登場の勅使河原くんと名取さん(以下てっしー、さやちん)。二人乗りは基本的に法律違反、運転操作も難しいので現実では真似しないことをお勧めします。それは置いときまして、さやちんを自転車の後ろに乗せて走るてっしー、何とも微妙な表情をしています。しかし前方に三葉を見つけた時、目が一瞬見開きます。本当に一瞬です。
©︎2016「君の名は。」製作委員会
てっしーは三葉と挨拶を交わすとき、見事に鼻の下が伸びています。さらに背中のさやちんを突き放します。てっしー分かりやすいです。さやちんを自転車の後ろに乗せても微妙な表情のてっしー、彼ら2人は俗にいう腐れ縁、幼馴染という感じでしょうか。三葉が「仲ええなぁ」と言った後に2人が「良くないわ」とハモるのも微笑ましさを感じてしまいます。
そんな2人の関係も気になるところではありますが、6回目の投稿に続いて簡単にてっしーとさやちんの家の場所を推測します。湖を反時計回りに自転車で進んで高校に向かい、三葉に追いついています。ここから、彼ら2人の家は宮水家よりは東かつ高校の対岸とまでは行かない範囲と予想できます。この段階ではあくまで推測ですが、勅使河原家と宮水家の位置関係に関しては15回目位の投稿で答えが出てきます。
軽トラックにもネタを仕込んでいた説
しばらく話すと、さやちんとてっしーは三葉を心配して昨日の話をし始めます。当の本人は何が起こったのか知らない状態ですが。よく聞くと、宮水家の朝食風景のときは「昨日はヤバかった」という情報だけでしたが、ここでは何かに取り憑かれたようなことがあったという情報が追加されます。
その先を聞こうとしますが、またしても会話が遮られてしまいます。町長選挙の演説です。演説の話題の前に、一つ見ておきたいことがあります。すれ違いで走っていく軽トラックについて。ナンバーは42-7、意味があるナンバーか否かは分からないですが、このシーンは7分42秒のシーンです。もしかするとそういう意味かもしれません。
©︎2016「君の名は。」製作委員会
さて、町長選挙の演説、演説カーの前で話す宮水としき氏です。選挙日は10月20日なので1ヶ月以上前から演説しています。選挙1ヶ月以上前なので選挙ポスターの掲示板にはまだ1枚もポスターが貼られていない状態です。
宮水氏のすぐ右側に立つ男性、てっしー父はこの時既に登場していました。この人がてっしー父と分かるのはもう少し後のことですが、てっしーが演説している場所を通る時に自転車を押して歩いているのは父親の目を気にしたためだと思われます。
今回のまとめ
・てっしーとさやちんがホント微笑ましい。
・軽トラックにもネタが仕込まれていた可能性。
・昨日の出来事に関する情報がほんの少しだけ増えた。