55. 辛い心を持つのは瀧だけではなく〜二人の人間模様と恋模様〜(54:01〜55:00)
瀧の記憶が曖昧になる頃…
今回のポイント
今まで瀧に起こっていた出来事についての予想。
瀧のお話の真偽
司と奥寺センパイの会話の続きから。瀧を好きだったと言った直後、奥寺センパイは少し真面目トーンかつ少し寂しげに話し始めます。瀧が言うことはおかしいが、誰かとの出会いが瀧を変えたのだ、と。41回目の投稿の時は瀧に好きな子ができたと奥寺センパイは予想していますが、その予想した人物と同一人物を想定していると思われます。
その子との出会いが瀧を変えたと奥寺センパイは言っていますが、自分が好きだった人(瀧)が別の人の影響で変わっていく姿を見るのは物悲しい気分になるでしょう、
瀧の記憶が…
©︎2016「君の名は。」製作委員会
一方部屋にいる瀧、図書館から引き続き本で糸守のことについて調べているようです。スマホを手にする瀧、ここで日付が表示さ3人が糸守を訪れた日が2016年10月21日(金)と判明します。平日に行ったんですね予想外でした。入れ替わりが無くなってから3週間ちょっと経過した時のことだったようです。
改めて日記アプリを見るとデータは全て消えていて、うなだれます。今まで追い求めていたものが存在しないと知り、それが一体何だったのかと考え始めます。今までのことは全て夢で、糸守はニュースを見たから、と考えています。それ以外の解としては幽霊というのを挙げています。瀧自身に見覚えのない入れ替わりの痕跡が存在していたことを説明するには良い理由かもしれないです。しかし流石に幽霊は非現実的です(入れ替わってる段階で非現実的なんですが) 瀧の妄想というのも挙げていますが、入れ替わりの痕跡がある以上妄想とも断言できないと思います。しかし窮地に追い込まれている人間は正常な判断はできず、さらに自分へのダメージを軽減するようにバイアスをかけて自身に言い聞かせます。そういう意味では幽霊のせいだったり妄想ということにしたりするのは精神面的に間違ってないようにも思います。
そしてふと気付きます。三葉の名前を思い出せないことを…数時間前まで図書館で調べていた人の名前を…
そのタイミングで扉をノックする音が。
今回のまとめ
・奥寺センパイは結構寂しがってる。
・糸守に行った日は2016年10月21日(金)。
・自分へのダメージ軽減の為に今までの出来事を幽霊や妄想のせいにしている?
君の名は。Another Side:Earthbound 01 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: 中村ジュンヤ,加納新太,新海誠
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/02/23
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (2件) を見る