【君の名は。】を1分ずつ解析する!

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58. 目は口ほどに物を言う〜不穏な天気と糸守湖〜(56:59〜58:02)

瀧は御神体を目指します。

 

今回のポイント

ラーメン吉野のご主人の眼。

 

奥寺センパイが目覚めると

朝、目が覚めた奥寺センパイ。寝巻きが緩んで胸元チラリしているのはPTA等からお咎めは無かったか気になるところですが置いといて、テーブルのメモを見つけます。

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©︎2016「君の名は。」製作委員会

ちなみにこの日はおそらく2016年10月23日(土)だと55回目の投稿から推測できます。勝手についてきた二人に1万円置いていくなんて、何だかんだでお世話になったという感謝の表れでしょうか。。

 

お弁当を包むさるぼぼ

瀧はラーメン吉野のご主人の車に乗せてもらい、御神体がある場所に向かいます。湖と走る車が描かれるシーンでは車が右から左、未来方向に進んでいます。

ちなみにこの車は9回目の投稿でも登場している車と思われます。結局この時に登場した理由は謎です。。。

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©︎2016「君の名は。」製作委員会

隕石が降ってきた糸守湖の西側を走っているようです。地図に注目すると「新糸守湖」の文字が。隕石によってできた湖に付けられた名称でしょう。そんな糸守湖の横の森の中を走って御神体へ。しかし天気が怪しくなっています。不穏な展開、困難へ立ち向かうことの象徴にもなるのかなと思います。

車を降りる時、ご主人から弁当を渡されます。岐阜ご当地キャラのサルボボの敷物に包まれています。ここでご主人は瀧に「あんたの絵は良かった」とタバコ片手に言っていますが、この時ご主人は眼を開きます。ここ以外で開いているのは店舗で瀧が糸守という単語に反応した時です。ご主人が糸守に関して感情が揺さぶられる瞬間、眼を開いているように書かれているのではないかと思います。

 

御神体を目指して

車を降りた瀧は去っていく車に一礼し、御神体を目指して山道を進みます。すると突然の雨が木の葉を揺らし、一気に降り始めて瀧を襲います。走った瀧は雨を凌げる場所を探し、岩陰に逃げ込みます。

 

今回のまとめ

・勝手についてきた2人にも瀧は感謝している。

・隕石によってできた湖は新糸守湖。

・ラーメン吉野ご主人の眼の開きは、感情の揺さぶられを表す。