【君の名は。】を1分ずつ解析する!

【君の名は。】を1分毎に解析してみようと思ってしまった人の成れの果て

44. 風吹けば鐘が鳴るなり糸守湖(42:59〜43:58)

空のティアマト彗星を眺めると…

 

今回のポイント

木々を揺らす風。

 

ショートヘアの理由

3人が歩き出します。三葉が前、その数メートル後ろをてっしーとさやちん。てっしーは、三葉が失恋して髪をバッサリ切ったのではないかと思っているようです。さやちんはその説を全否定、なんとなく切っただけと三葉が言っていたのを信じているようです。

このシーンは見るのが2回目以降の人は色々思うところがあるシーンです。実際はてっしーの読み通り失恋(に近い)状態であることで散髪したのだと思います(多分76,77回目くらいにて触れる)。失恋=瀧との関係が途切れる→むすびの喪失 と捉えると、一旦色々あって三葉の元から組紐が離れたためこのシーンでは組紐が映っていません。しかし瀧目線で組紐に注目すると… というのはこの回のシーンではないのでまた今度。

ちなみに坂道は右から左に歩くように書かれています。未来方向に進んでますね。そしててっしーが髪を切った理由に触れる時は右向き、過去の方向を向いています。髪を切った理由→過去の話だからでしょうか。

 

ティアマト彗星を眺めると

坂を上りきると、三葉が2人に「見えるよ!」と呼びかけます。そして風で揺れる木々が映ります。風が吹く、空気が変わるのは、これから何かが起こる、何かが変化する前兆と相場が決まっています。実況この後とんでもない展開になります。。。

三葉はガードレールの無いところから広場に降り、空を眺めます。ここからのシーンのカメラワーク、見覚えがありますね。『君の名は。』のタイトルが映るところで既に見ています。

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©︎2016「君の名は。」製作委員会

しかしこのシーン、冒頭と異なる点があります。ここでは彗星は分裂していませんが、冒頭では彗星が既に分裂した状態になっています。1回目の投稿のタイトルの通りですが、冒頭で既に結論が出ている、つまり彗星が落ちる様子を描きながらも三葉が無事だということが薄っすらと描かれていると思われます。しかし今回はまだ分裂していない状態、どのような意図だったのでしょう?

残る2人も三葉に追いつき空を眺めます。てっしーも「すげぇ」と呟きます。するとその時彗星が分裂、カメラが一気に引いて三葉と空を映します。先程の風が吹いたら何かが起こるの何かは、彗星の分裂だと思います。そして三葉の目には彗星が映り、キーンと大きく高い音が響きながら画面がブラックアウト。この表現はこの後にも登場します。どういう意図なのかはその時にでも。

 

今回のまとめ

・髪を切った理由は失恋したから。

・風が吹くのは何かが起こる前触れ。

・冒頭と今回の彗星の表現が似てるけど違う。