33. 隣の芝生は青く見え、他人の人生は楽しく見える…のか?(32:05〜33:00)
入れ替わって互いの生活を守ろうとする…のか…?
今回のポイント
入れ替わりにより人生がより良くなるのか?
人の人生を変える人生
三葉と入れ替わった瀧、バス停の横でDIYしています。糸守に無いカフェを自前で作ってしまうようです。これは三葉のためなのかさやちんのためなのか、どちらにせよ、入れ替わられて三葉に文句を言う割には糸守生活をエンジョイしているので、おあいこということになるでしょうか。
一方の瀧と入れ替わった三葉、奥寺センパイとの距離を詰めつつあります。バイト帰りのお茶のシーンで二人のパーソナルスペースが狭目になっていることが、心の距離も近づいている証拠かと思います。お茶のシーン直前の歩道橋を渡るシーンですが、信号機に注目です。ここでは青信号になっています。おそらく信号機の色は瀧の心情とリンクしていると予想しております。今は青信号、奥寺センパイとの仲は順調です。詳しくはきっと41,42回目の投稿で書くかと思います。
とてもモテる三葉さん
下校中の三葉、後輩の女の子からラブレターを渡されているようです。このシーン、サラッと流れていきますが現代ならではの描画がされているように思います。
まず2013年という時代にラブレターを手渡しということ。電子機器を用いたコミュニケーション手段が多様化した現代でも、連絡先を知らない場合のコミュニケーション手段はやはり面と向かって話すことです。
また手書きの手紙は内容だけでなく文字からも感情を読み取れます。さらに女子→女子へのラブレター、渡す側の子の友達はとても笑顔で女子同士の恋愛に何も抵抗なく応援している様子が見受けられます。男だから、女だからという枠を作らず、ただ好きな先輩にアタックするという真っ直ぐな気持ちが描かれています。
この後男子からもラブレターを渡されます。皆にモテモテな三葉さん、瀧と入れ替わったことで男らしさ(?)が増して周囲にカッコよく映っているのでしょう。この時のてっしー、背後だけで気が気でなさそうな様子がよく分かりますね。
互いに人生を預ける人生
どうも入れ替わっていたほうがお互いモテているようなこの状況、お互い納得がいかないようです。二人とも恋人がいないのは、いないのではなく作らないからと言い張ります。誰に言い張っているのでしょうか…?
©︎2016「君の名は。」製作委員会
二人は自分の顔に「あほ」とか「バカ」とか書いてます。瀧は東京民なので(?)バカと書き、三葉は関西寄りなので(?)あほと書いているようです。岐阜では類義語で「たわけ」という言葉もあるようですが。。。
この顔に文字を書いた時、目付きや髪型から察するに二人は入れ替わっていないはずです。起きた後に入れ替わっていた相手に恥をかかせようとする魂胆でしょうか…しかし入れ替わりは不定期のはずなので、もし翌日入れ替わっていなかったとしたら…自爆…??
前前前世パート、これにて終了です。
寝る時にブラ装着
三葉が起きるところから。パジャマが初期から変わっています。衣替えの時期、おそらく2013年9月27,28日付近じゃないかなと思います。たぶん38回目の投稿で理由書きます。
パジャマ以外に注目はブラを装着しているところ。5回目の投稿では三葉は「あえてノーブラで寝る」という設定にしたと思うと書きました。入れ替わることで瀧に胸を揉みしだかれていることを四葉から聞いた三葉は、せめてもの抵抗をしようということで寝る時もブラを装着するようにしたのだと思います。
果たして、三葉の抵抗の効果は発揮するのか…!?次回に続く!!
今回のまとめ
・信号の色は二人の仲を表す。
・時折現代で話題になることがサラッと提示されている。
・方言の境目が気になる。
・ブラを装着したのは三葉なりの抵抗の表れ。