22. 瀧の良い友人たち登場(21:00〜22:05)
カフェに行くらしいですよ。
今回のポイント
高木と司がいい奴。
司の登場
背後から忍び寄る司、超絶驚く瀧。9:30頃には新宿駅にいたはずの瀧ですが、どうやら高校到着は昼休みになったようです。司は瀧と肩を組んで昼ご飯を食べようと連れていきますが、瀧の中身は三葉なので異性ということもあり、肩を組まれつつも司から距離を置こうと自身の肩を引いている感じがします。
会話の流れで、瀧(三葉)は肩を組んできた相手を司と認識し、「司…くん?」と確認しています。三葉が君付けで呼ぶのは他に瀧だけでしょうか?(抜けがあったらゴメンなさい)
高木も登場
通学路で道に迷って遅刻するというアクロバティックな理由に驚く高木を含め、3人で昼飯タイム。ここの高校は屋上があるんですね。さすが都会、土地の有効活用をしています。 離れたところにはカップルでお昼してる二人も。ひゅう↑
さて、ここで英語字幕版で観たい気分になるシーンがやってきます。「わたし→わたくし→ぼく→おれ」と一人称が転々としますが、英語では全て「I」です。ここで更に「我輩」や「それがし」などが出てきたら更に混沌とした字幕になりそうだなぁと思いました。
カメラのアングルが変わって他の昼ご飯を食べるグループも映るようになると、ほんの十数秒前までカップルがいたはずの場所に女子3人グループが座っています。ほんの一瞬目を離した隙に入れ替わっていたようです。(各自あの決めゼリフを脳内再生しておいてください)
かふぇに行きましょう!
話し方に訛りがあったり、弁当持ってきてなかったりして指摘をくらいまくる三葉ですが、高木と司がなんだかんだいい奴で、昼ご飯を提供してくれました。司はコンビニ(?)のタマゴサンドですが、2,3個入りの中の一つを差し出すとは、普段瀧がいい奴だとしても相当な気前の良さです。高木に関してはコロッケを提供してタマゴコロッケサンドを作る提案をしますが、なんとコロッケ2個!しかも弁当箱を見るに結構な体積を占めていた筈です。なんて太っ腹なことでしょう。
©︎2016「君の名は。」製作委員会
この後瀧がお礼を言った後の二人の表情が、本当に良い友人なんだなぁというのを醸し出しています。お礼に対して言葉を出さず、笑顔を見せるだけ。それだけで充分な関係ということでしょう。
話題は変わり放課後の話へ。例のカフェに行こうという話題です。高校生でカフェなんて、私が高校生の頃は考えもしませんでした。とってもおしゃんてぃ〜な彼らです。都会では当たり前なのかもしれませんが…恐らく私とおよそ同じような状況であろう三葉はカフェという響きに興奮してしまったようで、今まで清楚な雰囲気の立ち振る舞いだったのが一転、身を乗り出してカフェの話題に食いつきます。中身は都会に憧れる乙女ですからね。
今回のポイント
・一人称の多用。
・高木と司がいい人で太っ腹。
・カフェは行きたい。